【ディーピーアイ】「dpi」とは「dots per inch」を略した言葉で、「1インチの幅にどれくらいのdot=点があるか」を意味しています。
PhotoshopやIllustrator、InDesignなどのクリエイティブアプリケーションは、画像の解像度を「ppi」で表わしますが、日本国内の印刷業界では、画像の解像度を「dpi」で表わすのが一般的です。特に、使用する画像が印刷物に耐えられる画質かどうかを判断する時の基準値として知られています。
厳密には「dpi」は「ppi」と異なる単位なのですが、通常はどちらも同じ単位・基準と考えて差し支えないでしょう。
印刷物に使う画像は、一般的に、誌面に掲載する寸法で「350dpi」以上の解像度であるのが望ましいとされています。
もちろん、解像度が適切であっても、撮影時のピントがボケていたり、小さな画像を「リサイズ」して拡大した場合などは綺麗な画質で印刷するのは難しいでしょう。誌面に掲載する寸法で適切な画質が得られるような撮影時の工夫をするのが大切です。