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2015年10月2日金曜日

解像度

【かいぞうど】「解像度」とはビットマップ画像のピクセルの細かさ、つまり点の密度をあらわす単位で「ppi」または「dpi」で表わします(例:72ppi、350dpi)。

解像度の数値が大きいほど、細かなディティールを表現できるため画質が良くなりますが、その分データサイズも大きくなります。
反対に、解像度の数値が小さいほど画質は悪くなりますが、データサイズは小さくなります。

解像度が高ければ高いほど、写真の画質は高画質になるのですが、ここで注意すべきことがあります。
例えばレイアウトをする時に画像の解像度が大きすぎると、レイアウトデータ全体のデータサイズが大きくなるため、パソコンの処理速度が遅くなったり、エラーの原因になることもあります。
逆に解像度が小さいと、処理速度も速く、パソコンの動作も安定しますが、画質が低すぎて見栄えが悪くなることもあります。

こうしたことから、特に印刷物用のデータを作る時には、実際にレイアウト上に配置した寸法で、適切な解像度になるよう解像度を調整するのが望ましい、とされています。
このように調整した画像の解像度を「適正解像度」と呼びます。

一般的に、Webサイト用の画像は「72ppi」印刷物用の画像は「350~400dpi」が適正解像度と言われています。

ただし、画像が適正解像度であっても、そもそもライティングが暗すぎたり、ピントがぼけているなど、撮影自体が適切に行われていなければきれいな仕上がりにはなりません。
撮影環境を整えたり、必要十分なデータサイズで撮影することがもっとも重要です。